日産自動車の電気自動車に使う次世代バッテリーの研究所。その開発の舞台裏を日本テレビが独占取材しました。
電気自動車開発の最前線に今回、テレビカメラが初めて潜入します。開発されているのは、次世代のバッテリーと期待される「全固体電池」。
充電時間が短縮できるだけでなく、例えば、今の電気自動車のバッテリーの半分の大きさで同じ量の充電ができます。開発のカギは薄さ。原料の粉に均等に圧力をかけることで極薄の電池を作ります。
この日、研究所を訪れた作業着姿の日産・内田誠社長は、実験の様子を視察しました。
日産総合研究所・石川達郎研究員「今は条件が違うんですけれども、これ(プレス)で粉体が固体になるんです」
日産自動車・内田誠社長「プレスの条件が変わったら性能は全く変わってくる?」
石川達郎研究員「変わってきます」
内田社長は早期の実用化に強い意欲を示しました。
内田誠社長「日産としてリーフを2010年から電気自動車を他社に先駆けてやっていますので、全固体電池の電気自動車を早く世に送りたいのは個人的な強い思いはあります」
日産は、2028年度までに次世代バッテリーの量産化を目指します。
(2022年4月8日放送「news every.」より)
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