アメリカの捜査当局はメジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者を、大谷選手の口座から日本円で約24億5000万円を不正に送金した疑いで訴追した。
アメリカの連邦検察などは11日会見で、水原一平容疑者を大谷選手の口座から1600万ドル、日本円で約24億5000万円を不正送金した銀行詐欺の疑いで訴追したと発表した。
大谷選手の銀行口座の連絡先が水原容疑者の電話番号などに変更され、銀行とのやり取りの電話では、水原容疑者が大谷選手になりすまし、送金を承認させようとした記録が残っていたという。
また、大谷選手の関与を示す証拠はなく、被害者であると指摘された。
検事「強調したいのは、この件で大谷選手は被害者だということだ。水原容疑者は大谷選手を利用するため、その信頼された立場を悪用した」
発表を受け、メジャーリーグは「さらなる調査が必要かどうか刑事手続きの決着を待つ」との声明を出した。
水原容疑者は日本時間13日午前6時に、ロサンゼルスにある連邦地裁に出廷する見通し。
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