マリナーズ4連戦の初戦から3連敗を喫するなど、トータル5連敗で貯金がなくなってしまったエンゼルス。連敗ストップと被スイープ回避を目指した一戦は、2対2の同点で迎えた10回表にエウヘニオ・スアレスのタイムリーで勝ち越され、2対3で接戦を落とした。この結果、エンゼルスは今季2度目の6連敗で借金生活に突入することに。マリナーズ5番手のテイラー・ソーシードが3勝目(1敗)をマークし、決勝タイムリーを浴びたエンゼルス4番手のハイメ・バリアには6敗目(2勝)が記録された。
J・P・クロフォードの初球先頭打者アーチ(10号ソロ)で先制されたエンゼルスは、1回裏一死から連打で1・2塁のチャンスを作り、マイク・ムスタカスが同点のタイムリー二塁打。7回表にテオスカー・ヘルナンデスの17号ソロで勝ち越されたものの、先発のチェイス・シルセスは7回4安打12奪三振2失点の力投を見せた。7回裏にマット・サイスの7号ソロで2対2の同点とし、試合はそのまま延長タイブレークに突入。10回表のマウンドにはバリアが上がったが、一死2塁からフリオ・ロドリゲスを敬遠したあと、スアレスに決勝タイムリーを浴び、マリナーズ4連戦で1つも勝てず、6連敗となった。
エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席でセンターへのヒットを放って出塁。ムスタカスのタイムリー二塁打で同点のホームを踏んだ。3回裏の第2打席は空振り三振、5回裏の第3打席も空振り三振、8回裏の第4打席はセカンドゴロに倒れ、4打数1安打。前日の試合で9試合連続安打がストップしたものの、2試合ぶりのヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.306、出塁率.409、OPS1.081となっている。
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