「ワーオ!インクレディブル!(信じられない)」
「アーユーキディング ミー?(僕をからかってるのかい?)」
これは大谷選手がホームランを放つと、MLBの実況・解説者たちが語っている言葉です。
ピッチングでも相手を圧倒し、バッティングではスタンドインの大きなホームラン。想像を超えるプレーをする大谷選手に、MLBの関係者たちも大きく驚いています。
皆さんは打者・大谷翔平にどのような印象をお持ちでしょうか。大谷選手の打撃の魅力といえばメジャーの舞台で比較されても他の選手に負けない飛距離のあるホームラン、さらに俊足を活かした内野安打や果敢に次の塁を狙う姿勢が魅力的ですね。特に大谷選手イコールホームランのイメージが強いかもしれません。
その中でも今回取り上げたいのが、「悪球打ち」です。
最近ではレッドソックス戦でサウスポーの好投手から、高めのボール球を打って豪快なホームランを放ちました。見逃せばボールとジャッジされる球を軽々とスタンドまで運んでしまう大谷選手の打撃にSNS上では驚きのコメントが並びました。
「これは馬鹿げてる」
「完全な高めのボール球をあっさり」
「何故スタンドインするの?」
ボール球に手を出すことは、一般的にはあまり褒められたものではありません。
プロ野球中継で、ボール球を振って三振した打者に対して解説者から厳しい声がかかる場面を目にしたことがあるのではないでしょうか。もちろんそのコメントが間違っているものではありません。しかしボール球もなんのそので、そのパワーと技術でホームランにしてしまう大谷選手の姿を見ていると、その姿勢が大谷選手そのもののように見えてくることもあります。
「ボール球には手を出さない」ということが野球のセオリーでは有りますが、「ボール球を打ってホームランになるなら全然打っていいよ」と首脳陣からもGOサインが出ることでしょう。少年野球や高校野球をしている子どもたちには大きな声では言えませんが、しかしメジャーの舞台でここまで派手なパワーを見せられ、野球界の常識を覆してもらうと気持ちいいですよね。
何よりもこれまで前例のない二刀流という挑戦をやり続ける姿勢そのものが、「ストライクゾーンに来た球しか打たない。ボール球には手を出さない。」という王道なんて気にしないという大谷選手のスタンスそのものを表しているんじゃないか、なんて思ったります。
今回の動画ではそんな大谷選手の「悪球打ち」を紹介していきたいと思います。
2020年から1年に1〜2本は常識外れの悪球打ちでホームランを放っているので、見れば見るほど大谷選手の凄さに感心させられます。とても興奮する動画になっているので、ぜひ最後までご覧ください。