「ショウヘイは私が見てきたなかで、最もスマートで、天性の才能を持つ野球選手の一人だ」
エンゼルスで指揮をとるネビン監督は大谷選手についてこのように表現しました。
また、以前エンゼルスの監督を務めていたマドン監督は次のように語っています。
「彼ほど野球に関するIQが高い選手はいない。野球に関するIQは驚異的だ」
「彼はスカウティングレポートをうのみにしない。打者の反応だったり、カウントを考えながら投げる。本当に頭がいい男だ」
二刀流でのプレーやストイックなトレーニング、自己管理の姿勢、そして人間性まですばらしいと、世界中から絶賛されている大谷選手。欠点が無いのかと言われる程、パーフェクトな能力を兼ね備えている大谷選手ですが、そんな中でも、今回ご紹介したいのが大谷選手のプレーを支える「頭脳」です。
4月21日に行われたロイヤルズ戦でも、咄嗟の“頭脳プレー”が光りました。先発投手として出場していた大谷選手は3回、ノーアウトランナー1塁から打たれた高いバウンドのピッチャーゴロに反応。捕球するために小さくジャンプしたものの、瞬時にグラブを引いて捕らずにスルーしたのです。結果的に、後ろを守っていたショートのネト選手に処理させて、見事併殺打に仕留めました。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、このシーンをツイッターに投稿し、文面に「ショウヘイはボールを処理しないことさえもエリートだ」とつづりました。
アメリカのファンからは、次のように称賛や驚きの声が上がっています。
「彼の野球本能には匹敵するものがいない」
「これはWARには表れない」
「賢いプレー!」
「彼の野球インテリジェンスは凄い」
「彼はどんな時でも何をするべきかわかるIQを持っている」
こういった記録に残らないファインプレーをみていると、非常に野球に対する知識が深く、判断力に優れていることが分かりますよね。
大谷選手はこのプレーについて、次のように話していました。
「捕ってくれると思ってグローブ引いてます」
背後を守る名手ネト選手への信頼の証だったのでしょう。
しかしながら、瞬間的に切り替えられる判断力はあっぱれというほかないでしょう。大谷選手が見せた頭脳的なワンプレーにはネビン監督も思わず感嘆の声を上げました。
試合後の会見でネビン監督は圧巻の投球内容を称えたうえで、話題となった“ファインプレー”について話していました。
「あの場面、ショウヘイはネトがどこを守っているのかを確実に分かっていたんだと思う。もし、あのまま捕りにいったら、ダブルプレーを取るのが難しいこともね。素晴らしい直感と、優れたベースボールIQだと思ったよ。ショウヘイは私が見てきたなかで、最もスマートで、天性の才能を持つ野球選手の一人だ」
ネビン監督も思わず脱帽した大谷選手のインテリジェントなワンプレーでした。
ということで、今回の動画では、歴代監督たちのコメントをもとに大谷選手の頭脳について迫っていきたいと思います。
大谷選手は日本にいたころから野球に対する頭の良さが評価されていましたが、多くの経験を積み、その頭脳にさらに磨きがかかったように思います。相手選手への対策だけでなく、トレーニングや食事、睡眠にもデータをフル活用し、より効率的な方法を実践していますよね。さらに、インタビューでの受け答えなどを聞いていても、随所に頭の良さがにじみ出ているように思います。
そんな大谷選手の頭の良さ、賢さは歴代の監督たちにどう映ったのでしょうか?高校時代からメジャーに至るまで、大谷選手のハイレベルな思考や頭脳がよくわかる動画となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
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それではさっそく参りましょう!